警備員という選択肢は、定年後も出来る仕事の一つです。
警備会社は、ハローワーク経由の場合だと60歳以上の人を継続雇用することで国から助成金がもらえるため、シニア世代の求人に積極的です。定年後の年齢でも応募しやすく、求人も豊富にあります。
ただし、警備員になるには30時間以上の研修を事前に受講する必要があります。
入社後しばらくは、ベテラン警備員について仕事をします。そのため、警備員の仕事が初めてでも安心です。
警備の仕事は、1号から4号まで業務があります。1号が施設警備や交通誘導、2号が雑踏警備、3号が運搬警備で4号が身辺警備と分かれています。
定年後の警備員の仕事は、1号と2号の施設の警備員や交通誘導の警備員、雑踏警備になります。
中でも施設警備は、病院やオフィスビルや商業施設などに現場が決まっています。そのため、屋内の仕事が多く、夏にはクーラー冬には暖房が効いた環境で仕事ができることもあります。
天候に左右されることもなく、体力的にも比較的きつくなく、定年後でも働きやすい職種といえます。
夜勤がある現場もありますが、主に管理室で監視カメラのモニターをチェックするなどが業務になるため、動き回ることも少ないです。精神的に楽な現場は、交通誘導やイベントや工事現場の警備員です。以来場所によって現場の場所が変わり、短期間で終わります。
イベント会場などはお客様の誘導を行うこともありますが、同じルーティンの仕事が苦手な人には、いつも新鮮な気分で仕事ができる点が魅力です。これらの特徴がある警備員は、定年後に仕事をする際の選択肢におすすめです。